ビンゴが誰も出ない!?
元加治から入間川沿いに仏子まで、鳥を見ながら歩く、毎年恒例の「鳥ビンゴ」が12月2日に行われました。
入間川では、サギ類やカモたちは比較的ゆっくり観察できるのですが、
今回は団地内でモズの雄がずいぶん長くそのかわいらしい姿を見せてくれました。
観察会では普段見られないプロミナー(望遠鏡)で観察することが出来ます。
まるで目の前にいるように、鮮やかに、鮮明に見ることができ、
双眼鏡や肉眼で見る野鳥観察とはひと味違います。
↑ こんな風にしか見えないのが、↓ こんな風に見えちゃいます!
見られた鳥は、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カワウ、カルガモ、マガモ、オオバン、カワセミ、モズ、シジュウカラ、コゲラ、カラス、スズメ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、トビ、そしてハイタカ。
参加者も多く、会員の皆さんも久しぶりに全員でビンゴをやってみよう!ということになったのですが、驚くことに誰一人「ビンゴ」が出ませんでした!!
実は年々見られる鳥の種類と数は少なくなっています。
このビンゴのシート、一番よく見られる鳥を集めた初心者版(簡単に見られる鳥を集めたシリーズ)で、始めた頃は(20年前くらいでしょうか?)途中で何人もビンゴが出てしまうので、会員は参加を遠慮していたのでした。
今回は本当に鳥がいないな…という、ちょっと異様な印象を持ちました。
なぜ鳥が少なくなったのでしょうか?
餌がなくなったから?(餌のいる場所がなくなった)
繁殖する場所がなくなったから?
あまりにも多くの場所を人間に都合の良いように変えてしまったからではないでしょうか?
観察会を通して、鳥たちがどこでどんな生活をしているのか、多くの人に知ってもらいたいと思います。
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