ちゃんといました!

20日の夕方から、大森調節池の草刈りを行いました。

今年は雨も少なくて巣差の成長も遅く、

時期的にもまだツタ類が少ないので、

1時間ほどの作業でだいぶすっきり。


作業中、なんと!こんな大きなヒキガエルを発見!

立派なお顔です。

写真では白い部分がほんのり黄緑色に見えました。

この大森の森(ビオトープ)を創ったきっかけは

この池へ産卵にやってくるヒキガエルやアカガエルが

周囲の森から道路を渡るところで大量に車に轢かれてしまっている、

ということを知った事です。

産卵にやって来る雨の夜に、集まってくるカエルたちをつかまえて

道の向こうの池へ放す、という「カエル救出作戦」も行いました。

とても危険なので、「カエルトンネル」も作ったりしましたが

やはり、普段のすみかが道路を渡らない所にあるのが一番。

と、県と交渉してここに豊かな森を創ることにしたのです。


救出活動をしているときから、すでにヒキガエルは年々減少。

森が育っても、ヒキガエルの卵はほぼ見る事ができなくなりました。

だから今回の発見は、とっても朗報!!

産卵の時期は済んでしまいましたが、

この子のお相手はちゃんといたのでしょうか?

埼玉県生態系保護協会入間支部

今朝 あなたは どんな鳥の声を聞きましたか?  どんな虫を見かけましたか?  たくさんの生きもの達と一緒に暮らせる入間の街にしたいと考えています。

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